海ひとつ越える

| by Teenage Slang Session / じん |

April Magazineというバンドから日本でライブをやりたいんだという内容のメッセージが届いた。一緒に音源サンプルのリンクがあったので聞いてみた。率直に好きな曲だった。いい曲ってすぐに雰囲気で分かる。

すぐに思いついたのは自分のバンドメンバーとLife Is Water Bandのタケシくんの顔。いつものスタジオで、まず企画をやりたと思っているとバンドに話して音源も聴いてもらってメンバーは好きだといってくれた。日程に少し難があるものの、とりあえずオッケー。もしかしたら練習時間の1/4くらいこの話で盛り上がってたかも。

そして後日、タケシくんを誘って飲みに行った。下北沢。居酒屋でなんとなく飲んでコンビニ寄って外で飲もうということになって、これはApril Magazineの音源を聞かせるのにいいタイミングだと思ってバンドの音源を聞かせたら気に入ってくれた。ありがとう企画のつづきが即刻決まった。それから徒然なるままにコンビニエンスなアルコールをジャブジャブ飲んだ。そうして下北沢からなぜか中野の我が家に移動してラウンド2。ボクのオススメのYouTubeチャンネル、「クリエイティブママによる段ボール工作で芸術的な家を作られるまで」を鑑賞して、夜な夜ないろんな音楽を聴いて、いろんな話をしたと思う。そして、いつの間にか寝てた。

その後いろんな事情や都合であわや一旦は中止か!ってなことにもなりそうになって、トラブルまみれの紆余曲折。日程に関してはそれぞれのバンドメンバーの都合はもちろん、来日バンドの都合もあって本当に危なかった。綱渡りのような予定を調和した。場所に関しては何ヶ所か候補があったけど、たまたま奇跡の縁あって出会えた吉祥寺Day Dreamでお世話になることに。それから対バンやらその他を決めて、というか今もそれぞれ作業したり相談しあって作っている最中だけど。今回チケット代に関しても結構話し合った。でも結果、話し合い過ぎると酔っ払ってきちゃうから、ゆっくりちゃんと話した部分もある。しかし、ボクらもだいぶ酔っ払ったおかげで進歩はできたと思う。酔った時にノリで話したら一旦持ち帰ってちゃんと呑み込んでから再考するというルールを作った。ボクの場合は忘れっぽいからメモるのが必要だと最近気付いた。

まぁ、まだ歩みの途中ながらそんなこんなでやっと漕ぎ着けた「ありがとう」のつづき。やったぜつづき!ボクらが無理をしない楽しくやれるありがとうと言い合える空間を目指します。今回は県境と国境を超えて、栃木県からやって来てくれるCar10、米国から飛んでくるApril Magazineが出演してくれるということで、企画名はワールドワイドに「Arigatou」とボクは勝手に思ってます。

世界中に流行らせたい「ありがとう」